危機感を持っている人と持っていない人
危機感を持つということは、現実と向き合っているということです。
しかし、これがなかなかできないものです。
まず危機感とは、
今のままでは危ないという不安や緊迫感のことです。
例えば、目の前に突然クマが現れたとしたら
だれもが危機感を感じて、緊迫した状況になると思います。
このままじゃマズい、何とかしないとヤバい
そんな感覚ですね(*'▽')
しかし、日常のことになると
何とかなるだろう
自分なら大丈夫だろう
と、根拠のない自信を変な方向に発揮してしまう人は
多いのではないでしょうか?
志望校に受かりたいのに、成績が足りない…!もっと勉強しなければ
夏までに5キロやせるって目標たてたのに、2キロしか減ってない…!
といったように、ギリギリになってから焦ってやろうとして危機感を感じる。
夏休みの宿題が最終日まで終わらないという感じですね(^^;
そんな中でも、危機感を持っている人と持っていない人はいます。
一体何が違うのでしょうか?
危機感がない人の特徴としては以下が挙げられます
- 現実と向きあえていない(現実逃避している)
- 当事者意識がない
- セルフイメージが低い
- 失敗経験が少ない
危機感が生まれるのは、現実を直視しているときです。
目の前にある現実と向き合い、どうしていくべきかを考えるためには危機感が原動力となります。
また、誰かがどうにかしてくれるだろうという時には、危機感は生まれません。
自分がどうにかしていかなければ、という当事者意識をもつことで危機感を感じて動き出せます。
セルフイメージが高いと危機感を感じます。
なりたい自分に、理想に近づくためには何をすべきか考えるため、
危機感を感じて努力しよう思えます。
「自分はこんなものだろう」
「今のままで十分だろう」と考える人は危機感を持ちません。
また、失敗体験があると危機感を感じやすいです。
前はこれで失敗してしまったという出来事があれば、
今の状況で大丈夫だろうかと考えます。
もしこのままだと足りない、という感覚があれば危機感を感じます。
危機感を持つということは、今ある現実に向き合うことが必要になってきます。
また、自分自身と向き合うことになってくるので、
一時的には
辛いなあ・・・
しんどいなあ・・・
と感じるかもしれません。
しかし、長期的にみると危機感は、自分を良い方向へと導いてくれる
エネルギーにもなるのです( *´艸`)