ステップ・バイ・ステップ

どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。

根拠を持つことの大切さ

私は前職看護師をしていました^^

なので大学では看護の事、医療の事、人の身体の事を勉強していました。

 

その時によく言われていたのは

「その根拠は?どうしてそうなの??」

という言葉でした。

 

人の命に関わるしごとなので、少しのことが

生死を分けることにもなりかねません。

それなので先生方には「根拠は?根拠は?」と問われ続けていました。

もちろん課題や講義のプリントにも、必ず

・どうしてそうなるのか

・なぜそれをするのか

を書く欄がありました。

 

当時は、根拠根拠言われても

それが分かったら苦労しないよね・・・と

同期とぐちぐち言っていた記憶があります(笑)

 

根拠が大事なことはなんとなくわかっているけど、

それが何なのかというところに、なかなかたどり着けない・・・。

 

 

社会人になってみて、看護師として働き始めた時に

やっと根拠がどんなに大事なのかということに気づきました。

お薬がお医者さんの指示より少し遅れてしまったとしても、

処置の時に道具が足りなくでも

患者さんの状態を変えてしまうことがあり、

もしかしたら悪化することもあること。

 

いま個人でお仕事をさせてもらうようになってみても

これをしていったら本当に安定して収入を出していけるのか

これをしたら本当にクライアントさんが良くなっていくのか

どんなことを考える時もっ根拠は重要になってきます。

 

言い換えると、根拠があると無駄な心配をしなくて

いいという事でもあるなあと思います。

これだったら絶対大丈夫!

こうすればうまく回っていく!

だって○○だから!!という理由付けがあるのとないのでは、

だいぶ違ってきます。

 

それこそ根拠がない、なんとなくの状態では

0から1を考えていくのと同じになります。

根拠があるということは、それだけでまず1があって

そこにどんどん積み重なって行ったり

掛け合わさっていくのです。

 

よく師匠から言われるのは、

「0に何をかけても0にしかならんよ」

ちょっと違う気もしますが、根拠は探すのは苦労しますが

探し当ててしまえばあとは楽になるものだと思います。

 

根拠を持つことの大切さを、改めて振り返った今日でした。